「明りは消さない」

お酒提供も解禁になり、人数制限も緩和され、街には人出が戻って来ていますね。久しぶりに銀ブラを楽しんだコマースの鈴木です。緊急事態宣言下でキャンセルしていたお店に行ったり、久しぶりに友人たちとの会食をしたり、これまで出来なかった外食をそろりそろりと始めています。

それにしても解除であれ、飲食店や商業施設などの対応がすぐには追い付けず、もう少し早めの事前予告はできないものでしょうかね。緊縮事態が長かっただけに、「もういいよ」と言われても堰き止めていたものが一気に流れ出すような消費回復には時間がかかりそうです。

リモート飲み会より直接会って食事をしたりするのが、楽しいのは当たり前なのですが、これまでのように度々とはいかない。習慣とは恐ろしいもので「ひとり飯」「黙食」「テイクアウト」に慣れ過ぎてしまったのでしょうね?

なんか起爆剤のような販促をしかけて、客足を取り戻す工夫が必要ですね。

インパクトがあった宣言解除後のLINE配信。あるSCの飲食街の「お帰りなさいキャンペーン」告知。当社の仕事ではないのですが、こういうの手元に届いたら、行きたくなりますね~♪ナイスタイミングで”ひびく”デジタル販促の好例です☆

アパレルでも飲食でもお客さまが戻ってきている店とそうでない店。戻ってきていると実感するお店には独自の強味を活かした工夫とチームワークを感じます。

例えば、自慢の定番コース料理6,600円→4,400円(ポーション少なめだけど品数同じ)/ペア得メニュー(2人以上で来店するとかなりお得メニューを訴求)/2時間飲み放題→3時間飲み放題+メニュー/韓国料理でハロウィンパーティメニュー:2,890円/人(6品)・・など等。

先日、コロナ禍でも毎晩全フロアに明りがついていた飲食ビルがあって、気になっていたので行ってみました。入口のサイネージからして並々ならぬ工夫がされていて、どのお店にするか随分悩みましたが9Fの焼肉店へ。食事の合間にスタッフの方と話してみると、

私:「この1年間コロナ禍でも、ず~っと営業されていたんですか?毎晩明りが付いているのを見て頑張ってるなあと思っていたんです」

お店の方:「休業中でもビル側から明りは消さないようにといわれていたので。」

「明りを消さない」

このN不動産会社は、「はしごデリバリー」というサービスを提供していて、ビル内の複数店舗のメニューをまとめて配達してくれるサービスも提供。また同社の分譲マンション中庭には、日替わりでこの自社飲食店のメニューをデリバリーしてくれるキッチンカーまで来ているそうです。すごい機動力とサポート力!

同じ環境下にあって、行動することとしないこと。大きな分かれ道になるような気がします。

弊社では、ショッピングセンターへ行く機会創出に繋がるような前向きな販促活動を提案しています。24時間365日、手元にあるスマホで買い物や飲食に行く「きっかけ作り」や「再来店」を促すデジタル販促。デジタルを使うメリットは、利用者の増加、スピーディな対応、幅広い年齢層にいつでも、どこでも届く便利さ、低コスト・・など沢山あります。

いろいろなSCさんでデジタル販促を採用してもらってますが、年齢層の片寄りが思っていたより少ないので、SCの担当者の方が驚かれることもあります。参加率UPや来店促進にもつながり、「明りを消さない」運動の一端になっていけたらいいなあ。

これからクリスマスや忘年会の季節です。久しぶりにみんなで明るさを取り戻したいですね♪