広くリーチして深くエンゲージするこれからのSC販促とは?

SCビジネスフェア2024では、当社ブースや出展者セミナーにお越しいただき、改めましてありがとうございました。
今回セミナー参加者のアンケートでは、96%の方から「参考になった」とご回答頂きました。SCのデジタル販促について今後のサービス設計や発想の、大きなモチベーションとなりました。ありがとうございました!

1)広くリーチして深くエンゲージするこれからのSC販促とは?

デジタルの特性として「広くリーチする」は何となくイメージしやすい様ですが、ブースに来場される方も「深くエンゲージする」という点に、具体的なイメージがつかめない様子でした。確かにそういうツールがあるという事ではありませんし、また一朝一夕ではできません。

今回はニッケコルトンプラザのデジタル販促事例を紹介しましたが、ひとつには時間をかけて、しっかりとデジタル販促を行っていくことが大切だと考えます。

コマースでは、webサイトはお客様が正しい情報を取りに来るオウンドメディアとして、SCの情報発信基地であると考えています。多くのテナントが集積するのがSCの魅力ですから、店舗の魅力を様々な切り口から、いつでもどんな場所でもキャッチできる事が大切です。webサイト、館内、販促イベント…デジタルで「横ぐしを通す事」こそが、深くエンゲージ(利用者が前回比で増え続け、販促効果が最大化する)していくため、これからのSC販促に必要とされていると考えています。

2)「顧客やテナントを巻き込む」デジタル活用とは?

「販促を行う上で、テナントにエビデンスを示したい。」「テナントの営業支援になる販促がしたい」などなど…。販促についての課題を会場でもよくお伺いしました。

写真は、ニッケコルトンプラザで行っている「顧客参加型の投票キャンペーン・ファッションコンテスト」開催中の様子です。
ポイントとなるのが、「リアルを活かすデジタル活用」。すべてデジタル完結ではなく、いかにお客様に館内に来てもらい、参加してもらうか?反応が分かるから、テナントさんたちのモチベーションが上がりますし、デベロッパーとしては、エビデンスをテナントに示す事もできます。

3)ファンをつくり、リピートを促進=エンゲージ向上

今回の事例では、コルトンクラブ会員についてもご紹介しました。
10万人の有効アドレスを持つ会員組織は、何かやればレスポンスが多く、早いのが特徴です。原型は2006年の「メルマガ会員」である本会員の顧客化は、時間をかけてしっかりじっくりデジタルから店舗に誘導する販促を行っていらっしゃる事、そこにつきると感じています。
「リアルへの集客をデジタル活用で。」ここを後押しできる企画の提案や実行を、今後も行っていきたいと思います。

>>セミナーについて前回記事「たくさんの出会いと発見☆」でも紹介しています!