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今求められる発想の転換

今週、全米のショッピングセンターの空室率が7.8%と前年から高止まり状態にあり、5年前から空室率は上昇している」というニュースが流れてきた。
原因はオンライン・ショッピングが増え、消費者がショッピングセンターに行かなくても購入でき、リアルSCはショールーミング化されていることに起因すると分析している(不動産調査会社レイス社より)。特に70年代~80年代に開業したSC側の供給過剰もあり、リアルデパートやSCのネット対応できていないことも問題とも。
ここのところ、有名ブランドの店舗閉鎖やリストラのニュースもよく耳にする。原因はオンラインショッピングの台頭を筆頭に、通信手段の変化やSNSによるコミニュケーション方法の変化、経済的環境の変化・・‥など上げればきりがないだろう。誰でも容易に推測できることばかりだ。これらの変化は米国ばかりで発生していることでなく、日本でも同様であるし、突然起こっている現象でもない。重要なことは、リアル商業施設に集客すること。リアルは来館してもらわないことには、売上が上がらない。
Webの対応の遅れも指摘されているが、それも私たち商業施設に携わる者は、真摯に見直していかなければならない課題である。この5年、宣伝広告、情報伝達の環境は大きく変わっている。マスメディアからパーソナルメディアへとシフトしているし、SNS等オウンドメディアの方が圧倒的に利用率が高い。端末でいえばスマホ主流→スマホOnly時代へシフトしてきている。
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発想の転換が必要。販促費の予算配分やメディア戦略、集客手法にもこれまでと違う構想が必要だと思う。

弊社のクライアントで靴、洋服のリフォームサービスを提供している企業で、昨年から下取り・クーポンサービスを実施し好反応を得ている。こうした下取りはユニクロやルミネでも実践しているが、家具店などでも導入し始めている。安くして購買促進するのはでなく、収納余白を作るサービスを提供する。消費者間で購入できるアプリを提供しているメルカリの売り上げは今年度100億を達成するそうだ。リアル商業施設へきていただくための発想の転換は、あらゆる分野で急務である。

販促の視点でみると、情報伝達はデジタルシフトすべき。コスパが他マスメディアより断トツ安いし、リーチ率が既存メディアより高い。SNSなどのパーソナル広告はエリアや年齢、性別、趣味嗜好といった属性別に抽出出稿できる。インサイトで効果測定も瞬時に把握することができる。インプレッション単価は1円(弊社実績値)。クリック単価は50円前後(弊社実績値)で出稿でき、しかもそれを見た人が拡散してくれるというオマケまでついてくる。こうしたリーチ率の高いメディアやツールを活用して余った予算を上記施策やイベントなどに割り当て、集客を強化できる。顧客資産やマーケティングノウハウも増えていくことだろう。

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スマホで情報収集している人がマジョリティになっているのに、販促予算は新聞や雑誌に投下。webサイトの旬の情報は、pdf形式で・・みたいなミスマッチは改善していかなければならない。

そんな状況下で、私たちコマースに何ができるだろうか?

SCの運営側からみるとメディアが分散しているぶん、情報の管理や掲載作業が煩雑になっている。複数のメディアに掲載したり、非表示にしたりする作業を24時間、365日徹底する人手、ノウハウ、効果検証を担う余裕がないのが現状だと思う。web販促はどちらかというと二の次的ツールで、優先的メディアとして利用しているSCは少ない。アナログ~デジタルまでの施策に横串を通した販促事例も少ない。折込広告などのマス媒体進行に合わせて、ネット販促も展開するという長年の習慣を見直し、私たち自身が効果的ネット活用のミッションを担っていかなければならない。

そこで弊社は、webサイトのCMS「SES」でなるべく1度の更新で、複数のメディアに掲出し、作業軽減と情報管理の一元化をサービス提供している。またスマホOnlyのユーザビリティ改修を随時実施し、手間をかけずに集客支援してきた。web構築だけではなく、プッシュ通知やSNS広告出稿、キャンペーン企画、店長研修など様々な支援サービスを提供している。

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今春、国内最大お出かけサイト「いこーよ」とシステム連携して、子育てファミリーへのアプローチが強化できるサービスをリリースする予定だ。「いこーよ」は3,500万人が利用する国内最大規模のお出かけサイト。パパ・ママの10人中8人は利用しているサイトで遊園地や動物園など国内50,000件以上の施設が登録されている。その中でSCの情報と連携することによって、お出かけ先としてのSCの魅力を一人でも多くのユーザーに訴求していきたいと思っている。SCには子育て支援の各種サービスやイベントを「いこーよ」のユーザーである3,500万人へ訴求できるので、集客支援でお役に立てるはず。

SCへいこーよサービス

「SES」×「いこーよ」連携については、1/25(水)12:30~SCビジネスフェア内プレゼンテーションで発表いたします。詳しくはこちらから>>