オーガニックな成長を目指して☆

よく「御社のSES導入サイトと他社サイトとはどう違うんですか?」と質問されます。

確かに商業施設のwebサイトは似ていますね。特にスマホ主流になってから画面サイズが小さいので、同じように見えてしまうのも仕方ないです。しかし、かなり違うのですが・・、なかなか説明するのが難しい。「アクセス数が大幅に増加し、年々右肩上がりに増えていきます」、「店長さんたちのモチベーションが上がるんです」というようなことをお答えするのですが、どうも納得するまでに至らにように感じます。

ひと言でいえば、弊社が提供しているサービスは、オーガニックな成長(Organic Growth)を促すということです。

クライアントビジネスがオーガニックに成長していけるようサポートできることなら、提供する範囲はシステム販売に留まりません。弊社売上比率でみれば、「SES」利用料金:その他サポート作業割合は、50%:50%くらいです。

その他サポート作業というのは、メルマガやLINE、SNSなどのプッシュ通知で、webサイトへ誘導したり、キャンペーンやweb広告出稿等、お客さまとの接触点を作って販促活動を展開していく業務。そのwebサイトにライブな情報を掲載しているのが店長さんやデベロッパーさんです。今年は大型台風の影響で営業時間を変更するSCが増えました。そうした緊急の対応に、ネットが活躍しました。

私たちは、「リアル」にこだわります。

何故ならオンラインショッピングより市場が大きいから。という背景もありますが、リアル商業は社会にとって経済や生活基盤の重要なインフラであるからです。それに何より面白い!

だから、ネット活用=オンラインショッピングのツールとするのは、とても残念だし、機会ロスに繋がっているし、もったいないと思っています。

オーガニックグロースの担い手は、商業施設の場合、店長さんです。

店長さんは、最強のマーケティングプランナーだと思っています。彼らが持つリサーチ力、接客、陳列、商品知識力を含めた販売能力は世界に比して抜群です。最近はそれだけでなく、ネットリテラシーの向上が目覚ましい。弊社のシステムを導入しているSCの店長さんの更新内容を見ていると、「こういう使い方もあるのか!」「うまいなあ」「新しいなあ」「タイミングがいいなあ」といつも感心させられます。そしてその活用術を、次のシステム設計改善の参考にさせていただく、こういう関係もオーガニックな成長といえるのではないでしょうか?

これから、コンビニやコスパを追求する業態は、どんどんセルフレジを取り入れ、無人化が進んでいくでしょう。それは消費者にとってもありがたい。買物する時間短縮というサービスを提供してくれるから。だが、時短と安さが商品価値というのは、AIなど他者に任せればいいことで、消費活動の主流にはならないと思っています。多様性に価値を置く時代にも逆行していくので、支持されていくとは思えません。

店長さん自身にそのお店のPRを任せる。気温、時間帯、来店客層、トレンド、地域の催事、生活歳時・・などあらゆる情報を多面的に店長さん達は発信しています。SCは専門店の集積業態だからそのバリエーションは、実に生活の多面的需要を吸収し、売り場に立っている店長さんが発信するからこそ、ジャストオンタイムで消費者に届くのです。だからリアル店頭の写真がオンラインの写真より見劣りするかもしれませんが、よくいう「ベタ」でいいし、モデルさんが着ている写真よりショップスタッフが着ている方が、実際に参考になりますよね。

オンタイムの情報鮮度が、ネット活用のポイントでもあります。

その日の天候やお客様の反応、自店のアクセス数やライバル店のサーチ情報を参考にしては、自店のPRを工夫する。もっと有効な表現方法はないか?商品をよく見せるには?自店が目立つには?・・・など等、際限なく工夫を施す店長さんのリテラシーは、ものすごいスピードで進化を見せています。ネットの良さは情報共有によるオーガニックな同時多発成長を促進させるところにもあると思います。私たちも店長さんに刺激されて、成長させていただいています。

「オーガニックな自生力」は、どんな環境下にあってもタフな持続的発展に繋がる「自然のことわり」なのだと思います。その場凌ぎの派手さはないけど、見かけはよくないけれど、美味しさやヘルシーさで選ばれ続ける。

この流れがお客様を巻き込む流れに増幅していくと、さらに面白いなあ・・。鮮度のいい情報を共有し合う。次期SESは、お客様と店長さんが感じ合う次の市場を発掘し、自動生成するようなサービスを検討しています。

私たちは、ネットでリアルへ集客するサポートに集中します。

店長さん、デベロッパーさん、私達のようなサポートグループ、そしてお客さまが有機的に繋がって前進ていく。まるで二人三脚のような躍動感。そんな成長を促すことが私たちの目標であり、喜びです。どんな環境下にあってもオーガニックな「自生力」を養っていくことが、商業施設の成長の源だし、着実な結果をもたらしてくれると確信します。

来年のSCビジネスフェアでは、弊社のプレゼンテーションを行います。

ネット活用の凄腕店長が2人登壇します。

テーマは、SCに関わるみんなで盛り上げるこれからのネット販促」

  • 日時:2019.1/23(水)1445-1545(無料)
  • 会場:横浜パシフィコ SCビジネスフェア会場 Bホール
  • パネリスト
  • 長澤 晶子さん(水戸駅ビルエクセル「長澤園」店長)
  • 篠原 勝成さん(Right-on ニッケコルトンプラザ店副店長

詳しくはこちらから>>

ぜひ、ご来場ください。