NY視察-後記【ミレニアルズ】

今回の短い滞在中によく耳にしたのは「ミレニアルズ」という世代像。友人のW氏はこのように定義してくれました。

Millennial generation applies to age 18-14. Millennial generation is connected to social media, save the most money and are very pessimistic about the future and finances.

「ミレニアル世代は、18~14才を対象としソーシャルメディアで繋がっている世代。節約家であり将来と収入に対しては悲観的である。」のような意味でしょうか。

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オーガニック食品スーパーとして知られているWhole Foodsでさえ、オーガニック食品に関心を持たないミレニアルズ世代向け、低価格食材を提供する新しい業態店を開業するそうです。米国では、いろんな業界でこのミレニアルズ世代への危機感を募らせています。

若者の消費行動として、日本でもよく話題になりますが車や海外旅行、ファッションなどには興味がなく、購買意欲の低い世代。もの心ついた頃にはソーシャルメディが日常ツール。だから米国だけではなく、世界中で今までにない消費行動の変化がみられるでしょうね。

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この頃私自身でも、ネットでのスタートページは、GoogleではなくSNSだったりします。あまりに情報が多すぎて検索エンジンで調べても画一的だし、第一スマホだと検索エンジンで文字入力は面倒ですから。気づきや発見のある情報収集は「SNS→webサイト」の動線が多いような気がします。多彩なメディアはそれぞれの特長があって、どれか一つでこと足りるというわけではないので、何を見て知り得たかすら分からなくなってしまいます。

ミレニアルズ世代だけでなく、時代の流れは、検索からシェア情報探索へと変化してきているのではないでしょうか?

「検索」→「#」

消費マインドを刺激し流通を活発化させるために、私たちは何をなすべきなのか?まだ先の話だから・・・、日本と米国はマーケットが違うから・・・、と楽観的に捉えた方が前向きで健全な視点ともいえますが、変化は変化としてしっかり受けとめていかなければなりません。

後記

20年ぶりのNY。何を見ても、どこへ行っても「変わったなあ」「変わったわ~」という感想がすぐ口をついて出てきました。そして気づきました。変わっていないのは自分だけなんだと・・。

「新しい現実は、いつの時代も始まっている」ということなんですね。

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