4)デジタル時代、本当に必要なのは、”つなぐ”チカラ 「デベ支援編」

デジタル時代のSC販促。これまで3回にわたって掲載してきました。

1)テナント支援編>

2)スピード編>

3)メディアをつなぐ編>

今回は「デベ支援編」です。

デジタルの良さは、多様なシステムと連携しやすいので、コストの削減と省力化が得られる点です。デベロッパーもしくは施設運営者は、コロナ禍で目まぐるしく変わる営業時間や衛生管理、予防対策、テナント対応に忙殺されています。それに加え収入より支出の方が上回る状態が続いているので、予算をかけた販促活動が展開できないという悩みを抱えながらの2年間でした。そんな中、弊社のwebサイトCMSを導入していただいたSCさんから、こんなお声をいただいています。

「コストが大幅に下がった」

「自分たちで掲載できる仕組みだから緊急時対応も助かりました」

「テナントさんのために何ができるか考えた時、ホームページをリニューアルして応援しようと思った」

「コロナ禍で直接お客さまに接する機会が少ない中、webやメルマガで休業中でも繋がってこられた」

「サイネージとwebサイトが連携できたことで、自分たちの作業が軽減できた」

「緊急時の連絡網を活用してショップさんとの連絡が取りやすくなった」

「休業中でもショップさんが情報発信をしているので元気をもらえた」

「積極的な集客イベントが出来ない時期に、デジタル販促は効果的だった」

「社内コンプライアンスを遵守しながらサイト構築ができたのがよかった」

・・など貴重なご意見をいただいております。

”つなぐ”チカラは、メディアつなげなければ生まれません。比較的容易に連携できるのがデジタル時代の良さでもありますが、ただ繋げればよいというものでもありません。どこにいても、いつでも繋がるとこんなことが生まれます。

12月に入るとクリスマス、お歳暮、ギフト・・などのシーズン訴求が課題になります。
長年の生活歳時に合わせたシーズン訴求は殆ど似たような内容になりがち。毎年消費者ニーズは変化していくものの今年はどんなクリスマスを訴求したらいいか悩みますね。私達サプライヤー側の者も悩みは同じです。そこで活躍するのが「SES」の「#タグ機能」
「SES」の「#タグ機能」とは、ショップさんが商品情報を掲載する際に、自分で#タグを設定することができ、同じ#タグがついた商品のLPが自動生成される仕組みです。下図は「#年末年始の準備」で生成されたLP(ランディングページ)の例です。

最初にこの「#年末年始の準備」タグを付けて投稿したのは「台所雑貨店」、12月3日でした。そのタグにのっかって他のショップが「#年末年始の準備」をつけて更新。

なるほど、12月はクリスマスや冬の贈り物などがシーズン商品ですが、たしかに新年を迎える準備期でもあります。私達も年賀状やおせち、お土産品や干支の置物などお正月行事にも消費マインドが向いていく時期ですね。そういう心理をいち早くキャッチアップしているのは売場にいる店長さん達。シーズンMD計画をデベロッパーさんから主導しなくても、発信したい情報をまとめるだけで今年の12月らしい特集ページが生成され、日々更新され鮮度の高い情報が発信できます。デベロッパーさんは大助かりですね。

また。#タグ機能で生成されるまとめページは、SEO最適化を設計仕様に組み込んでいますので、訴求力もUPできる効果も得られます。

メルマガやLINEの配信などもこうして生成されるサイトから取材して、コマース側で作成・配信しています。メルマガやLINE、snsで送客してお客さまとの接点をさらに増幅しPRを強化していきます。ライブな”つながり”をデジタルは可能にしてくれるので、打合せ出張や出向などが不要になります。

同時進行で情報を共有できるデジタルには、オーガニックな販促活動が展開できるというメリットが生まれます。管理者主導ではなくショップの自発的発想や連鎖でショッピングセンターの買い回り、買上げ率はUPします!

よくデベさんはテナントショップのモチベーションUPをしたいと思われますが、自然発生的に生まれる訴求力の結集こそ、リアルSCの「強さ」です。

繋げれば、つながる。人とひと。

そんなテーマで2022年1.26-29SCビジネスフエアに出展します。


テーマ」「デジタル時代、本当に必要なのは”つなぐ”チカラ!」

当社セミナー:1/26(水)1415-1445 (A会場)無料

プレゼンテイター:加藤 太一(システム部)


<事前プレゼンテーション>

●22年1月19日(水)11:00~11:20 プレゼンテイター 石川 弘子

●テーマ:豊富な実績から紹介する、デジタル販促のメリットと成果
―デジタル時代、本当に必要なのは“つなぐ”チカラ!

これまでの豊富な実績からデジタル販促の成果やメリットを紹介

webサイト、サイネージ連携、デジタル販促、sns・・などこれからのSCに必要なのは、多様化したデジタルツールを「つなげる」こと。ショッピングセンターにおけるこれからのデジタル活用についてご提案いたします。ぜひ、ご来場ください。