2018-06-11 / Last updated : 2018-06-09 m_cmrccojp 社長ブログ 13) 五 問われる市民としての条件 五 問われる市民としての条件 都市問題を議論する場合に、もっとも基礎的な条件となるのは、都市を構成している人間の性格であり、資格でもある。都市は人口の集まるところだと誰しもがいう。しかし単純な集まりではない。 わが国の場 […]
2018-06-08 / Last updated : 2018-06-07 m_cmrccojp 社長ブログ 12) 四 移動社会とスキンシップ 四 移動社会とスキンシップ しかし、人間は―あえて人類といった方がよい―その文明の根をこの地球上に下ろしたときから、今日までつづいているのは、その行為・行動を決定する最後の判断が、直接の人間関係―それをスキンシップの理論 […]
2018-06-07 / Last updated : 2018-06-07 m_cmrccojp 社長ブログ 11) 三 都市住民の立体的移動 三 都市住民の立体的移動 都市の住民の機能は、職住分離という平面的な動きに止まるものではない。住居から職場に移動し、そこで、“職業・職務・技術・芸能”等の言葉で呼ばれる状態のなかで、激しい上下の移動現象をおこす。これを都 […]
2018-06-06 / Last updated : 2018-06-05 m_cmrccojp 社長ブログ 10) 二 都市住民の水平的移動 二 都市住民の水平的移動 都市社会を形成する住民が、その性格を変えていることは重要である。その意味は、“住民”といえば、一定の地域に定着することを意味する。しかし都市の住民の大部分は、事実定着していない。 都市化は、住居 […]
2018-06-05 / Last updated : 2018-06-04 m_cmrccojp 社長ブログ 9)第三 都市と市民社会形成 第三 都市と市民社会形成 この言葉は、わが国では、学問の世界においても無雑作に使われている。都市の未来像を語るには、市民社会とは何かを明らかにする必要がある。当然それは「市民とは何か」の問いから始まる。しかし、その以前に […]
2018-06-04 / Last updated : 2018-06-04 m_cmrccojp 社長ブログ 8)IX 日本の都市社会の未来像-第二 都市論形成の軌跡 三 経験としての都市状況の把握 三 経験としての都市状況の把握 都市を見る科学者の目は、背景となる学問によって同じではない。都市工学というが、土木や建築の専門家達は、当然都市を構造の集積とみる。「神は農村を、人は都市をつくる」などという言葉が西欧にある […]
2018-06-01 / Last updated : 2018-06-01 m_cmrccojp 社長ブログ 7)IX 日本の都市社会の未来像-第二 都市論形成の軌跡 二 都市理論構築の生態基盤 二 都市理論構築の生態基盤 このような課題で述べるのは、私の都市論の形成に、どのような人物の影響があったかという点に限られる。考えてみると、そこに日本の友人が見当たらないのが残念である。 一九四五年に終わりを告げた太平洋 […]
2018-05-31 / Last updated : 2018-05-31 m_cmrccojp 社長ブログ 6)IX 日本の都市社会の未来像-第二 都市論形成の軌跡 第二 都市論形成の軌跡 一 印象に残る都市の生態 私が未来の都市像などといった、大それた課題にあえて取り組もうとするのには、八十年の生涯を、“東京”を一応の故里―それは生涯を送ったという意味でーとしながら、“都市社会への […]
2018-05-30 / Last updated : 2018-05-30 m_cmrccojp 社長ブログ IX 日本の都市社会の未来像 IX 日本の都市社会の未来像 第一 はじめに 私はこの論集の最後の章の“はじめに”をワシントンの娘のマンションで書いている。一九五〇年代に、彼女はアメリカの大学を終えて、国連に就職してから、すでに三〇年近くになる。日本国 […]
2018-05-29 / Last updated : 2018-05-29 m_cmrccojp 社長ブログ 5)四 「若竹」に期待する 四 「若竹」に期待する 若竹グループは、率直にいえば、やはり建築の技術を身につけた若者の集団である。ただこのグループは、私がここに書きつづけてきたことを、そのまま実践している集団である。 第一に、グループのメンバーは高知 […]